猫の噛み癖はいつまで！？【飼い主がなめられているから治らない？？】治し方・噛み癖のない猫の見分け方
※2017年９月２日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な情報を追記、その他の部分も修正して2017年10月13日に再度公開しました。
猫を飼って一番がっかりすること。そう、それは噛み癖…いったいいつまで続くのでしょうか・・・
猫の噛み癖は早いうちに治さないと治らない
猫の噛み癖の原因
猫は赤ちゃんの歯が生え変わる３カ月ぐらいの時に、歯がむずむずとして甘噛みをはじめます。子猫時代は噛んでいる姿でさえもかわいくって、つい手で一緒に遊んだりして時間がたつのを忘れるぐらい夢中になってしまします。
きゃーかわいい！
きゃー！
…ぎゃー！！
いままで優しく甘噛みされていたのに、何時の間にか噛む力がしっかりして突然の激痛に変わります！それはもう手遅れの一歩手前です。
噛み癖は完全に成猫になる2歳ぐらいまでに治さないと、その後ずっと治らない可能性が高いのです。
噛み癖の治し方
猫が存分に噛めるおもちゃを用意して、満足するまで噛ませる。
まず手で絶対に遊ばせない事です。手で遊ばせていると、手でじゃれていいものだと思ってしまうのでいつまでたっても噛みます。
噛めるおもちゃを用意して、満足するまで遊ばせましょう。ストレスが解消されて遊び疲れて、いたずらをやめるようになります。
霧吹き
噛んできたら霧吹き、噛みそうになったら霧吹きを繰り返します。スプレーが嫌いな猫は一瞬怯みます。霧吹きは登ってはいけない所や、ガスコンロなど危ない所に登った時などのしつけにも使えます。
本気で低い声で怒る
猫が起こった時の「うー！」っていう猫の声真似をしておこります。女性の声は高いので、猫があまり怒られた気にならないことがあるからです。
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猫になめられてしまう飼い主
猫を叱る時の声が高い
私の場合もそうですが、声がわりと高いため噛まれて『だめ！』と叱っても猫は叱られている認識をもっていません。なにか楽しい遊びの延長だと勘違いしています。猫を叱る時は、出来るだけ押さえた低めの声をおすすめします。
噛まれた時に怯む
猫は甘えたつもりや、歯が生え変わるむず痒さで噛んでるだけなのかもしれません。その時に飼い主が痛がって「弱い」姿を見せてしまうと、猫はあなたの事を「自分より弱い」と認識してしまいます。猫は自分より下だと思った存在に対しては、なめた態度をとることがあります。
そうすることが重なると、猫があらゆる不満を感じた時・要求が通らない時に、噛んでくる猫になってしまいます。
噛んできた時には、なるべく落ち着いた声で「だめ！」と伝えて、すぐに猫から離れて不愉快に思っている事を態度で示しましょう。
結局噛み癖は治った？
我が家の現在6か月のラパーマ子猫の噛み癖は、残念ながら治っていません。４カ月目ぐらいの時には毎日少し触る度に噛むという状態でした。その頃から考えると随分噛まなくなりました。少し落ち着いて大人に近づいたといいましょうか。
上記から約２カ月が経ち、現在ラパーマは８カ月目になりました。
現在の噛み癖は、6か月の頃よりも随分ましになりました。噛むそぶりはしますが、本気では噛みません。あれから一切、手で遊ばせることをやめて、叱っても興奮して再び噛もうとする時にはゲージに入れてそばを離れることを徹底しました。
噛み癖のある・なし
噛み癖がある猫ない猫ってどんな猫？その見分け方
ペットショップなどでよく『ペットショップの子は噛み癖がある子が多い。なぜなら早くから母親や兄弟と早く分かれて、じゃれあう機会がないから噛み癖がついたまま成長する猫が多い』と説明を受けます。
なるほど、と思うところもありますが、我が家のスコティッシュフォールドとラグドールは全く噛み癖がないので、育つ環境よりも生れ持つ性質が大きく左右するのかなと最近思います。
我が家のシャム猫、アメリカンカール、ラパーマは噛み癖がありました。共通しているのは猫の種類の傾向からして野性的で遊びが好きな活発な性格をしているです。
噛みぐせがない猫を選びたい場合
もし噛み癖がない猫を選びたい人は、まず猫を探す時にはおっとりとした気質の猫種の中で候補を決めておきましょう。そしてペットショップで抱っこする時に、髪やバッグなどに興味を持たない猫を選ばれる方がよいと思います。
このときにやたら噛む猫は、のちのちまで噛み癖に悩まされることが多いです。
今飼っている猫に噛み癖がある場合
もし今飼っている猫に噛み癖があるのなら、出来るだけ何がその猫に向いているか色々な方法をためしてみましょう。
それでも解決しないのであれば、あきらめましょう。ですが、だんだんと猫が噛む瞬間が分かるようになります。その時は絶対に手を引くなりして、噛まれないようにしましょう。老猫に近づくと、そのうちやめてしまうこともあります。
長い付き合いだと思って、気長に付き合いましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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