スコティッシュ・フォールドの性格【以外に神経質?!】飼いやすさなど魅力を紹介
スコティッシュ・フォールドは垂れ耳が特徴のスコットランド生まれの猫です。好きな猫ランキングにいつも上位にはいる人気の品種です。
私は現在12歳になるスコティッシュ・フォールドを飼っています。この猫の性格やかかりやすい病気について紹介します。
スコティッシュ・フォールドの誕生
1961年にスコットランドで発見された耳の折れたネコ(名前「スージー」)が起源です。この猫が生んだ子猫の耳が折れており、その後繁殖が行われました。しかし後の研究で垂れた耳同士の繁殖は奇形の問題があると解明されたため、ブリティッシュショートヘアと、アメリカンショートヘアという猫などと交配を重ねて今の姿に至ります。
スコティッシュ・フォールドの性格
- 人懐こい
- 優しく面倒見の良い
- 甘えん坊
すぐに飼い主の膝に乗ってきたり、また初対面の相手でも喉を鳴らして撫でられるなど人懐こい性格です。また他の猫が寄って来た時も、優しく体をなめてあげたりと優しく世話好きな面もあります。
常に飼い主のそばにそっと寄り添って、スキンシップを取りたがる甘えん坊な性格です。
スコティッシュ・フォールドの体型
体はブリティッシュショートヘアの血が入っているだけあって、顔が丸く、手足が大きく、筋肉もしっかりついています。
毛はショートヘアとロングヘアがいて、ロングヘアは数がいなく希少です。丸い大きな目に垂れた耳、小さい鼻のバランスは愛くるしい他言いようがありません。
特徴である垂れた耳は、生後2~3週間で垂れてきますが、その確率は30%とかなり低いです。そして耳がむき出しになっていることもあり、他の猫より大きな音に敏感に反応します。うちの猫も普段は温和そのものですが、耳の近くで大きめの声で話していると『シャー!』っと威嚇されます。
スコティッシュ・フォールドのかかりやすい病気
特徴である垂れ耳は、耳の軟骨が突然変異によって出来たものです。この遺伝性疾患にかかるリスクが高く、この病気の代表が「骨軟骨異形成症(こつなんこついけいせいしょう)」です。
私の飼い猫も患っていて現在寝たきりです。詳しくは下記を読んで下さい。
スコティッシュ・フォールドの飼い方のヒント
スコティッシュ・フォールドは温和な優しい猫です。常に飼い主のそばにそっと寄り添ってくれるでしょう。しかし、「骨軟骨異形成症」のリスクが高く、発症後も必ず最後までケアする意思がない場合はおすすめしません。このリスクさえなければ、完璧な飼い猫でしょう。
スコティッシュ・フォールドは魅力的な猫です。
猫がいつもそばにいて欲しい人にはぴったりな品種です。その人懐こくやさしい性質と垂れ耳の可愛らしさに魅了されるでしょう。ですが病気のリスクが高く、最後まで責任を持って飼う人だけが飼って欲しい猫です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。